住宅塗装
建物の寿命を延ばすために、一般的に10年に一度は、外壁を塗り直す必要があるといわれています。
しかし、何年経ったから塗替えを絶対にしなくてはいけないという決まりがある訳ではありません。
建物は、太陽光の紫外線、車から出る排気ガス、地震や台風による振動、暴雨などにさらされています。
厳しい自然環境から建物を保護するために、定期的な塗装を行うことで、劣化の原因から大切な建物を守り、建物の老朽化の進行を遅らせることができるのです。
本体、外壁塗装とは、第一に美観を保つことが目的ではなく、外壁などの防水性を高めることにより、建物の寿命を延ばすものなのです。
そのため早めの点検と塗替えをおススメします。
創業70年の実績を誇る当社では、多数の塗装工事を請け負ってきており、塗装業者としての経験とノウハウがあります。
まずはお気軽にご相談ください。
外壁のチェックポイント
- 壁を触ると白い粉が手につく
- 藻や苔ができている
- 壁にひび割れがある
- サッシまわりのシーリングに、ひびやすき間ができている
- 塗膜が剥がれてきている
- 塗膜が膨れている
屋根のチェックポイント
- 瓦の滑落
- 棟板金の浮き、釘抜け
- 漆喰の劣化・剥がれ
- 屋根の水はけが悪い・苔が生えている
主な工事内容
着工前挨拶
騒音、匂いなど工事期間中はご近所にご迷惑をおかけするので、ご近隣との関係を良好に保ち、トラブルの発生を未然に防ぐため、必ず工事が始まる前にご挨拶に伺います。
仮設足場工事
外壁塗装に適した足場を組むことによって、外壁塗装を行う職人の安全性や、作業の効率を良くすることで、安心して作業ができる現場となり、工期の短縮や施工の質を上げることができます。
また、塗装作業で使う塗料の飛散や、施工中に発生するゴミが近隣に飛んでいくのを防止するためにメッシュシートをかけることでトラブルの回避につなげます。
高圧洗浄
外壁や屋根は経年劣化により少しずつ粉化していきます。
これを塗料のチョーキング現象(白亜化現象)といい、外壁の表面を手で触ると白い粉が手につくようになった状態のことを指します。
この状態の外壁にそのまま塗料を塗ってもチョーキングが起きている塗膜には接着力がないため、新しく塗った塗料まで剥がれてしまいます。
外壁塗装における高圧洗浄作業は、古い塗膜以外にも、汚れやカビ、藻やチョーキングの粉など外壁の様々な汚れを落とすことで、塗料の接着をよくします。
素地調整
塗料を密着させるために洗浄で落ちない著しい汚れや付着物を手作業にて除去し、平滑化(ケレン作業)と、欠損箇所を補修して平滑化(パテ処理)する工程となります。
ひび割れや亀裂が起きている外壁であれば、丁寧なコーキング処理を行います。
また附帯部分とされている、軒天、雨樋、破風・鼻隠し、笠木、雨戸・戸袋、水切りシャッター、配管に関しても同様に素地調整をしていくことになります。
板金補修
屋根の棟板金の釘が出ている場合は、塗装前に釘をきちんと打ちます。
釘を打ったあとは、その上からコーキング材を入れ、中の貫板に水が入るのを防ぎます。
下地調整
サッシ廻りや、外壁の目地の古いコーキング材を撤去し、新しいコーキングを充填します。
養生
家の塗り替えの場合、ローラーで塗装することがほとんどです。
塗料の飛散防止のために、サッシ廻りやエアコンの室外機、床、車、附帯部分などをビニールやテープ、布などで覆って養生(ようじょう)をしていきます。
養生は、仕上がりに直結する大切な工程ですし、設備保護の観点からも必要な作業になります。
外壁塗装
外壁塗装では通常、下塗り→中塗り→上塗りの3回塗りの3層仕上げが一般的な塗装回数になります。※木部や鉄部の場合は、痛み方によって塗り回数が違ってきます。
- ◇下塗り…外壁材と塗料との接着力を高め、外壁材への塗料染み込みを防ぐ
- ◇中塗り…外壁…上塗りのための平滑な塗膜を作るための塗装
- ◇上塗り…外壁…原則として中塗りと同じ塗料。中塗りの塗りムラを塞いで塗膜に厚みをつけ、仕上がりの綺麗な外壁にするとともに、外壁の耐久性と美観を高める。
確認チェック作業
現場担当者が、現場の最終チェックを念入りに行います。
最終チェック完了後、足場を解体する前に、施主様の立会いのもとで完了検査を行います。
少しでも気になる事や、ご希望がございましたら遠慮なくお伝えください。
誠心誠意の対応をさせていただきます。
足場解体・清掃
足場解体後、お庭などの掃き掃除をして工事は完了となります。